日本語に訳すと「反射」という意味。
例えば、自分の顔は「鏡」を見ないと自分では見えません。
鏡をみないで髪の毛のセットやメイクをやると、どうなっているかわからないですよね?
もしかしたら自分に全然似合っていない変な仕上がりになっているかもしれません。
それと一緒で就活でも自己分析を一人でやっていても過去の振り返りはできるかもしれませんが、
次に何をするべきなのか、自分に合う仕事は何なのかは見えてきません。
自分がどんな人間なのか客観的に見たり、自分に合う仕事を見つけるには
一人だけで考えずに、周りの人や企業の人の話を聞いて、まずは社会・仕事の情報を集めよう。
それをリフレクション(自分に反射させる=自分が何を感じたか整理)することが大切です。
今まで企業で働いたことのないみなさんの中からは、やりたい仕事はいくら探しても出てきません。
出てきたとしても、自分がよく目にする名前の企業など、ごくわずかでしょう。
就活はリフレクションしながら進めていくと、常に自分と仕事を結びつけて考えることができるのです。
就活生がよくやる自己分析は・・
幼少期から現在までの自分を振り返り、
「自分の強み」や「学生時代に頑張ったこと」などをまとめる。
どの会社でも使えるフォーマットを準備しておく。
まずは「自分は〇〇な人間だ」としっかり固めようとする。
それが固まるまでは、人事やOBOGに会っても話ができないと思っている。
「自分はどういう人間か」「自分がやりたいことは何か」を考える。
これを考えるのは、長い人生の中では大切なこと。
しかし、就活という限られた時間の中、ここに多くの時間をかけるのはもったいないです。
どんなに考えても一生変わらない正解を出すのは難しいから。。
それよりも、これから社会に出て行くのならもっと仕事のことを知らないといけません。
多くの就活生が「自己分析」で自分を固めてから「業界・企業研究」を始めようとしています。
しかし、実際には「自己分析」に時間をかけ過ぎてしまい、業界・企業のことをよく理解しないまま選考を受けています。
そのため、途中で不安になったり、常にもやもやしている、なんだかしっくりこない就活をしてしまっているのです。
それは、「自分」と「仕事」がうまくつながっていないから。
まずは、仕事についての情報を収集する。
興味のある業界をまず見てみるのはもちろん、
興味のない業界もいくつか見てみよう。
そこから自分が何に「共感」して何に「違和感」を感じるのか整理してみてください。
「共感」ポイントと「違和感」ポイントが集まると、自分が仕事に対して何を重要としているのか見えてくるし、同時に自分に合う仕事もわかってきます。「業界・企業研究」と「自己分析」を同時進行することが「Reflection」です!
「自分」と「仕事」を同時に考えることができるので、その後の選考でもスムーズに志望動機が言えるはずです。
しかも、「自己分析」をやってから「業界・企業研究」をやるより、同時にできるので効率的ですよね☆
就活では、実際に働く人の生の声をできるだけ多く聞いて、自分だけでは見つけられなかった仕事を理解し、
仕事理解の幅を広げることが重要です。
いろんな話を聞きながら、自分が何を感じたか整理することによって、自分にはどんな仕事が合うのかが見えてきます。
右の3つの軸からリフレクションをすると、自分に合う業界・職種・企業が見えてきます。
実際に働く人の話を聞いて
・「事業内容」
・「仕事内容」
・「社風・風土」
の3つの観点から「何に共感したか」「何がワクワクするのか」「違和感を感じたところは何か」を整理しよう。
その情報を集めることで、自分に合う企業の傾向が見えてきます。
とは言っても、自己分析というものを全くしないのは不安ですよね?そんな時は、
自分の強みやアピールポイントも自分一人で考えずにリフレクションしていきましょう!
友達や家族、キャリアセンターの人など様々な人に協力してもらって、
自分がどんな特長を持っているのか整理しましょう!
自分が思っていた強みとは違う強みが出てきたり、自分が苦手だと思っていたことが本当は得意だったり
新たな自分が見えてくるはずです。
「自分はこういう人間だ」と思い込んで、面接などに挑んでしまうと
人事からしたら「なんだかこの子言っていることと、行動がずれているな」と思われてしまいます。
自分のことを理解するなら、一人で考え込まずに周りに聞いた方がよっぽど効率的です!
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